VAPEリキッドにおけるスティープについて[保管編]
前回のリキッドスティープ記事では、リキッドの保管場所や気温について書けなかったためこちらで追記します。
保管場所および保管時の温度についてはスティープを加速させる場合とスティープを抑える場合の2種類に分かれると考えています。まずはそれぞれの方法について箇条書きで書いていきます。
スティープを加速させる場合の保管状態
・室温はなるべく高め
私の体験に基づいた事象ですが、夏場の締め切った部屋で室温が30℃付近まで上がった部屋にVCTを2週間放置していたところ、完全にフレーバーが変わってしまいバニラやカスタードといった一番美味しい部分が飛んでいってしまいました。ボトル自体が熱くなり常に湯煎された状態と同じ状態が続いた事が原因として挙げられると思います。
逆にこれを利用することで比較的短時間でスティープが可能になるのではないかと考えていますが、急激な変化をもたらすため管理には気を使うことになるでしょう。
・適度にボトルをシェイクする
これは前回の記事でも紹介した「撹拌」と一緒です。上記の室温の高い部屋に放置することと併せて実施するとより効果的と考えます。
スティープを抑える場合の保管状態
自身の納得のいくフレーバーが完成し、その状態から変化を促したくない場合は次の方法を取ると良いと考えています。
・10℃~20℃の涼しく、光の無い場所に保管する。もしくは冷蔵庫へ。
喫煙したい時だけ冷蔵庫や冷暗所から取り出すのは少々手間が掛かるとは思いますが、この方法がフレーバーを壊さずに長く品質を保持する方法であると考えます。
最後に
ここまで保管状態について書き連ねてみましたが、どれが正解かは正直なところ判明していません。もしかしたら冷蔵庫よりも冷凍庫で保管するほうが品質劣化が起きないかもしれません。正解を導きだすためにはPGやVG、香料の特性まで学習し研究する必要があり大変な時間を要すると思います。もし上手な保管方法、スティープ方法をご存知の方がいましたら、Twitterアカウント(@kenji_takagi)へDMでもメンションでも頂ければ幸いです。