MTLに最適なRTA、Berserker MTL RTAの良いところ悪いところ
私がMTLにどっぷり浸かる要因となったアトマイザーでもあるBerserker MTL RTA。このアトマイザーを2ヶ月使ってみて色々思うところがあったのでそこをいくつか挙げていきたいと思います。
良い
・5段階から選べるエアフローコントロール。DigiflavorのSiren2並みに絞れる優れものです。Galaxies MTL RDAで例えるとトップキャップ一つ穴かつ内部のエアホールを片方閉じた状態のドローの重さまで絞れます。MTL向けを謳っているkayfun primeも所持していますが、Berserkerのほうがずっと絞れるのでkayfun primeはまったく使わなくなってしまうほど良いです。
・シンプルでビルドしやすいデッキ構造。ポストレスでネジにワイヤーを巻きつけるタイプのデッキです。ビルド初心者でも難なく組めると思います。
・チムニーをショートタイプとロングタイプの2種類から選べます。短い方はややダイレクト感が増し、ミストの温度が高く感じます。逆にロングタイプではミスト温度が低くくなることと、細長くなることで角が取れた曲線的な形状になります。その影響もあるのか定かではありませんが、ショートタイプよりも自分好みの味が出るように感じます。なので私はロングタイプを使用しています。
・フレーバーはKayfun Primeに劣っていないと思います。まだ3種類のリキッドでしか試せていませんがBerserkerは負けていません。
・付属のドリップチップの形状が良いです。良い感じのくびれ具合で咥え心地が良く、内径の細さによって濃い目のミストを口まで運んでくれるような気がします。付属以外のドリップチップも試して見ましたが、Berserkerには付属のドリップチップが一番合いました。
悪い
・普通にトップキャップを開けてリキッドチャージをすると漏れます。メーカーは何を考えて作ったのか、ちゃんと製品の検証を行って出荷しているのか不思議に思うほど漏れます。
対策として2種類あります。一つは、ボトムからリキッドチャージを行います。二つ目は、トップからチャージした直後にアトマイザーを逆に立てて約5分放置します。この間のAFCは全開です。どちらかを実施することで漏れることはなくなりました。
・ジュースコントロールがありません。これはこの価格帯では仕方のないことだと思います。もしジュースコントロールまで装備されたBerserkerだったら完璧だったでしょう。
そんな感じです。
もし高抵抗ビルドでドローが本当に重いRTAを探していましたらこのアトマイザーはお勧めできます。リキッドの漏れさえ対策できればとても良いアトマイザーだと言えるでしょう。
最後に自分のセッティングについて書き残しておくことにします。
・Kanthal A1 28AWG
・内径2.5mm 7巻きで抵抗値は約1.3ohm
・エアホールは最小
・12W〜14Wで使用
これが現時点で私のベストセッティングです。
コイル内径を小さくしたら・・・、ワイヤーを変えたら・・・、などまだまだ試すべき要素はたくさんあるので、みなさんもぜひこのアトマイザーを入手して様々なセッティングを試してみてください。